奇異な話を一つ!

先日、寝入りばなに起こった出来事です。

我が家には、先月末から猫ちんが同居しています。

妻の実家からやってきました。

寝る前には、猫ちんと軽くスパーリングするのが、最近の日課になっています。

その晩もいつものスパーリングを終え床につきました。

真っ暗な部屋の中には、猫ちんの興奮冷めやらぬ息遣いと足音がだけが聞こえます。

それらの音を聞きながら眠りに落ちそうになったその時です。

猫ちんの足音が何か違うんです。

多いんです。

1匹しかいないはずなのに、確実に5、6匹は居るんです。

不思議に思って、隣の布団で寝ている妻に声をかけようとしたのですが、

金縛りにかかっているようで、声が出ません。

必死で呼んだのですが、寝息が聞こえるだけで返事はありません。

久しぶりの金縛りと格闘して、

金縛りが解けかけたところまでは覚えているのですが、

氣づいたら朝でした。

一体、何だったのでしょう?

いつも負けている猫ちんの復讐でしょうか?

怖くはなかったのですが、

不思議な出来事でした。

それからも、猫ちんとの毎晩のスパーリングは続いています。